会心の逆転勝利を決めた選手と、惜しくもそれを逃がした選手。両者のコントラストが鮮明になった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」セミファイナルシリーズ、3月21日の第1試合、トップの渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が試合直後にカメラへ勝利の笑みを浮かべ、それを少し悔しそうに眺めていたEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)の表情のギャップが視聴者に大ウケ、コメント欄が賑わった。
話題のシーンは試合直後。苦しい展開に耐え、終盤にU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)から親満貫を直撃して、トップとなった白鳥。席を立つと、カメラに向かってほほ笑んだ。これを見ていた亜樹は、嬉しそうな白鳥とは対照的に、水を飲みながら立ち去った。
両者のギャップに目を付けた実況の日吉辰哉(連盟)が「なんなのあの人!」とアドリブでアテレコを入れると視聴者は爆笑。「心を読むな笑笑」「二階堂のしれっとした表情w」「白鳥のドヤ顔好きwww」「あきさんエンタメわかっとるねぇw」とコメントが連投された。
勝利者インタビューでリポーターから「試合後、見事なドヤ顔でしたね!」と声をかけられた白鳥は「いやいやいや、それはカメラの抜き方が」と苦笑い。口に手を当てて、上品に笑うその仕草には「照れ方が女子」「女子力高い鳥ちゃん」とのコメントもあった。
大事なポストシーズンの初戦、プレッシャーのかかる中で、実績ある女性選手3人を相手に見事なトップ。思わず笑みを浮かべたその瞬間と、悔しそうな選手の表情を掴んだカメラワークに、視聴者が沸きに沸いたという一幕だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








