将棋の王座戦二次予選が3月22日に行われ、増田康宏六段(24)が佐藤天彦九段(34)に129手で勝利した。増田六段は次局、本戦出場をかけて阿久津主税八段(39)と対戦する。
先手番の増田六段が居飛車、後手番の佐藤九段が中飛車の対抗形で始まった一局は、増田六段が流れの中で得意の銀冠に囲うと、するすると銀を前線に押し出し、佐藤九段の角頭を攻めのポイントに。反撃を受けるものの、これを強靭な受けで跳ね返し攻めの手番が回ってくると、ここからは鋭い攻めの連続。自玉の安全度が高いこともあり、判断よく攻め続け、快勝を収めた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)