20日、オウム真理教の幹部らが地下鉄車内にサリンを散布、14人が死亡した地下鉄サリン事件から27年を迎えた。霞ケ関駅の助役だった夫を亡くした高橋シズヱさんは献花台で犠牲者に祈りを捧げた後、「私たちも13人の死刑執行を見てきた先に、こういうやり方でいいのかという疑問もあったので、そういうところも考えていただきたい」と、死刑制度についても言及した。