2トップが突き抜けるか、春の嵐が吹き荒れるか 大注目のセミファイナル3日目/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2021-22」セミファイナルシリーズ、3月24日の第1試合に出場する4選手を発表した。全6チームが今期のポストシーズン初日を終え、さらに激しさが増してくるころ。ポイントでは上位2チームが抜け出しつつあり、3位以下が団子状態だ。残り14戦の4チームの激闘は、どんな結末を招くのか。

【中継】朝日新聞Mリーグ2021-22 セミファイナルシリーズ3日目

 リーグ首位の立つのはKONAMI麻雀格闘倶楽部。22日にエース佐々木寿人(連盟)が今期リーグ初役満をアガるなど大勝したこともあり、一気にチーム2連勝した。この様子に、今期チームの勝ち頭だった滝沢和典(連盟)が奮い立たないはずもない。ポイントに余裕が出てきた分だけ、積極的な打ち方ができるのも条件戦ならではで、普段以上にアグレッシブな滝沢が見られるかもしれない。

 リーグ2位の渋谷ABEMASも、白鳥翔(連盟)がトップ、松本吉弘(協会)が同点トップと活躍し、一気にポイントを伸ばした。セミファイナル3戦目には日向藍子(最高位戦)が出場し、いい流れをつなぐ役割に徹する。リスクを最小限に抑え、ここぞという場面では前に出るというスタイルはいつでも変わらず、チームとしても安心して送り出せる選手の一人だ。

 リーグ3位のKADOKAWAサクラナイツからは、岡田紗佳(連盟)が出場する。年々、レベルアップした姿を見せてきた岡田だが、レギュラーシーズンではトップがまさかの1回のみ。過去2年と比較しても、最も苦しいシーズンになった。ただ、この苦労も上達するからこそ感じる壁。ポストシーズンでこの壁を越えられれば、チーム初優勝の立役者に躍り出ることもできる。

 EX風林火山はリーグ5位。昨期はぎりぎりの4位でファイナル進出を果たし、そこから逆転で優勝を果たしたこともあるため、まるで焦りはないところ。4位U-NEXT Piratesとは僅差でもあり、先発する松ヶ瀬隆弥(RMU)は、まず4位に浮上するためのプラスを稼ぐことが近い目標だ。

【3月24日第1試合】※成績はレギュラーシーズン

EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU) 個人7位 +213.7
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人26位 ▲261.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟) 個人3位 +294.2
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人24位 ▲168.5

【3月22日終了時点での成績】※レギュラーシーズン・ポイント半分で持ち越し

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +272.4(2/16)
2位 渋谷ABEMAS +259.7(2/16)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +98.2(2/16)
4位 U-NEXT Pirates +43.6(4/16)
5位 EX風林火山 +41.6(2/16)
6位 セガサミーフェニックス +34.5(4/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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