<大相撲三月場所>◇十二日目◇24日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭十四枚目・豊山(時津風)と前頭十一枚目・照強(伊勢ヶ濱)の一番で、はたき込みで敗れた照強が土俵際でカエル倒立のような格好を見せ、土俵下への転落を回避する一幕があった。その姿にファンから「腕の力えぐ」「身体能力凄いな」といった驚きの声が寄せられた。
立ち合い下から頭をつけて当たっていった照強。受け止めた豊山がはたき込んでかわすと、勢い余った照強は土俵際で前のめりに転倒。その際、照強は両腕で自身の体をグイッと支え、カエル倒立のような体勢で土俵下への転落を回避した。勝った豊山は7勝目。敗れた照強は6敗目となる黒星を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭・大岩戸は照強について「場所も十二日目で残りわずか。疲れが見え始めていますね。足が出ていないです」と厳しい一言。続けて「豊山も勝ちましたけど内容はあまり良くないです。力強さというか、自分でもぎ取った勝ち方ではない。ラッキーな感じですよね」と、勝った豊山についても全力を発揮できていないと指摘した。
なお、土俵際でカエル倒立のような体勢となった照強の姿に、視聴者からは「腕の力えぐ」「すごい!」「本当に身体能力凄いな」といった驚きの声が相次いでいた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)