27日、滝口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が第94回アカデミー賞で「国際長編映画賞」を受賞した。邦画が同賞を受賞したのは滝田洋二郎監督の『おくりびと』(2009年)以来のことだ。
 かつて世界的に評価の高い監督や作品を輩出してきた日本映画界。しかし『ドライブ・マイ・カー』の製作費は推定で1億数千万円と、他部門の受賞作と比べ差は歴然としている。