超早指しの局地戦は、将棋界のニューヒーローを生み出す登竜門だ。早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送される。14人のリーダーが、それぞれ2人の仲間を指名。さらに予選会を勝ち抜いた3人がチームを組み、全15チームが頂点を目指す。第1回から個人、団体通して4連覇している藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)を筆頭に実力者たちが多数出場する中、将来の将棋界を背負うニューヒーロー候補生も出場することで知られる大会でもある。ライトノベル・漫画「りゅうおうのおしごと!」の作家・白鳥士郎氏も「若い世代が活躍する大会。藤井先生に誰が一発入れるのか、新しいヒーローになれるのか」と楽しみにしている一人だ。