将棋のヒューリック杯棋聖戦・決勝トーナメントが4月1日に行われ、佐々木大地六段(26)が山崎隆之八段(41)に113手で勝利した。佐々木六段は準決勝に進出、永瀬拓矢王座(29)と西田拓也五段(30)の勝者と対戦する。
【中継】ヒューリック杯棋聖戦決勝T 山崎隆之八段 対 佐々木大地六段
先手の佐々木六段が角換わりに誘導したものの、これを山崎八段が拒否。力戦模様の出だしになると、中盤はお互いの出方を見合う格好に。局面を打開しようと、佐々木六段は3連続の歩の突き捨てから手を作りに行くと、一時は形勢が山崎八段に振れかけたが、その後の攻め合いで抜け出しリード。終盤は玉の堅さの差も明確となり、そのまま佐々木六段が押し切った。
現タイトル保持者は藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、王将、19)で、佐々木六段はここから2連勝すれば、初のタイトル挑戦となる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)