国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2022」のファイナル進出を目指す「女流最強スター決戦」が4月9日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の赤坂ドリブンズでプレーする丸山奏子が優勝、初のファイナル行きを決めた。
予選B卓から決勝卓に勝ち上がった丸山は、東場からトップ目を走る二階堂亜樹を追いかける展開に。南場に入りじりじりと差を詰めると僅差のままオーラスに突入した。南4局ではチャンスをミスで逃すも、気持ちを切り替えて臨んだ南4局1本場では、仕掛けも実を結びタンヤオ・ドラの2000点(+300点、供託1000点)で逆転。苦しい戦いを制した。
試合後、丸山は「誰が勝ってもおかしくない戦いで、幸運が私に向いてくれたという気持ちでいっぱいです。私はちょこちょこ抜け落ちてしまってミスがまだまだ多いことを今回実感したので、ファイナルまでにしっかり調整したいという思いです」と、南4局での選択ミスを反省すると、「初めてファイナルに進めてうれしいです。今日はミスが多くて素直に喜べないですが、結果は素直に喜んで、直すべきところは直したいです」と、初の最強位に向けてしっかりと前を向いていた。
【決勝結果】