「こんなについていてインカ帝国♪」折田翔吾四段、アゲアゲな本大会出場/将棋・ABEMAトーナメント
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 気分はアゲアゲでノリノリだ。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のエントリーチームを決めるトーナメントの模様が4月9日に放送され、関東Aブロックでは折田翔吾四段(32)が勝ち抜き、エントリーチーム入りを決めた。2020年2月には、アマチュアから棋士編入試験を経て、プロ入りを決めた苦労人だが、それから2年でトップ棋士が集う団体戦という大舞台へのきっぷを手に入れた。

【動画】エントリートーナメントを勝ち抜いた3人

 勝ち進むごとに、得意の歌もどんどん滑らかになっていった。準決勝では詰将棋巧者として知られる宮田敦史七段(40)と対戦。序盤からプロの対局ではなかなか見られないパックマン戦法を用いる奇襲を見せた。「やってみたい作戦で行きました。持ち時間も比較的残すことができました」と相手を撹乱することで、貴重な持ち時間の維持に成功すると、「大駒を狙われて焦る場面もあったんですけど、時間が残っている分、結構大きかったです」と太い命綱となり、83手で勝利を収めた。

 決勝では一転して、勝又清和七段(53)の矢倉に対して、同じく居飛車の雁木を採用。後手番ながら積極的な攻めを選んだ。ただ「序中盤あたりで大局観の差を見せられた、こちらが苦しい展開でした。終盤も負けの局面がずっと続いていた」と、はっきり劣勢を自覚したが、一瞬の隙を突いて逆転。これには思わず「早指しということもあり、最後まで粘ったのが活きたのかな」と語った後、得意の歌で「こんなについていてインカ帝国♪」と、ダジャレまで交えるほどの上機嫌だった。

 アマチュア時代からYouTuber「アゲアゲさん」としてファンから愛された折田四段。昨年度は竜王戦の6組ランキング戦でも優勝を果たし、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)の就位式に各組優勝者して同席すると、そこでも歌を披露する強心臓ぶりも披露した。折田四段の入るエントリーチームは、その藤井竜王もいる予選Eリーグで戦う。優勝候補の筆頭を相手に大番狂わせを演じられれば、さらにアゲアゲになること間違いなしだ。

◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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