2年越しの本大会出場!黒田尭之五段「すごくうれしいです」関西三人衆でチーム結成へ/将棋・ABEMAトーナメント
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 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のエントリーチームを決めるトーナメントの模様が4月9日に放送され、関東Bブロックを黒田尭之五段(25)が勝ち抜き、エントリーチーム入りを果たした。黒田五段は昨年、関西ブロックで出場し、決勝まで進んだものの、あと1勝のところで敗れ本大会出場を逃していた。2年越しで大会出場を決め「すごくうれしいです」と素直に喜びを表現した。

【動画】エントリートーナメントを勝ち抜いた3人

 関西の若手実力者が、また一人大きな舞台に登場する。昨年、決勝で敗れていた黒田五段だが、今年も予選を着実に勝ち上がり、2年連続で準決勝に進出。佐々木慎七段(42)との一局は、佐々木七段の三間飛車・美濃囲いに対して、後手から居飛車穴熊を用いて対抗形の将棋とした。「実は序盤の5手目ぐらいで想定が外れてしまった」と慌てた黒田五段だったが、中終盤は「勝負勝負と実戦的に迫れた」と軌道修正に成功。終盤、攻めのターンが回ってきたところで一気に寄せ切り、決勝へと駒を進めた。

 そして決勝。相手は本大会経験者でもあり「戸辺攻め」とも呼ばれる激しい攻め将棋の振り飛車党・戸辺誠七段(35)だった。戦型は角交換から先手・戸辺七段の中飛車、後手・黒田五段の居飛車という対抗形になったが、「本譜の順は温めていたもの」と振り返る黒田五段が優位に指し進めた。「全体的にうまく指せた」というように、2年連続で決勝まで進んできたフィッシャールールへの適性の高さも証明する内容で、ついに本大会行きを決めた。

 エントリーチームは、自身と同じ関西所属の棋士が2人勝ち上がり、関西三人衆ということにもなった。待ち望んでいた晴れ舞台。同世代の棋士の活躍を追いかけるように、黒田五段もその将棋で、目の肥えたファンたちを驚かす。

◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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