京都市に住む今西千尋さんは、7年前に性別適合手術を受け女性となった。「女性として生きたい」と決意したとき、千尋さんはすでに結婚し、2児のパパになっていた。(朝日放送制作 テレメンタリー『パパがある日女性に』より)
 1965年、京都府内で代々続く鉄工所の長男・文彦として生まれた千尋さん。しかし幼い頃から、自分が男性であることに違和感を持つようになる。「赤のマジックで爪を赤くしたりしていましたから。よく怒られました、おばあちゃんに」。