【MLB】エンゼルス-マーリンズ(4月12日・日本時間13日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したが、3回に迎えた第2打席の前に、グラウンドに落ちていた紙を拾いポケットにしまった。このシーンにファンから「絶対拾うと思った」「また善行つんでる」と、紳士的な行動を称える声が寄せられている。
開幕5試合で21打数3安打、打率.143とスタートダッシュとはならなかった大谷だが、強く打抜いた打球は計測が始まってから左打者として最速となる打球速度119.2マイル(191.6キロ)をマークするなど、変わらぬパワーも発揮していた。
変わらないのは野球に対する真摯な姿勢も同じ。第1打席、空振り三振で倒れた後に迎えた第2打席の直前、自ら手を挙げてタイムを要求すると、ホームベースの少し前に落ちていた紙切れを拾って、ユニフォームのポケットにしまいこんだ。大谷と言えば昨季も練習中から試合中まで、グラウンドに落ちたゴミ、折れたバットなどを率先して拾うことが現地メディアでも大きく伝えられたことがある。
大谷ファンにとっては、もはや恒例行事とも言えるシーンだけに「絶対拾うと思った」「また善行つんでる」「紙を拾いたい大谷君」というコメントが続々と寄せられた。野球人である前に、一人に人間としての行動を心がけているが、この善行がまだ生まれていない今季1号ホームランを呼び込むか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




