13日に行われた埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で、日本ハム・吉田輝星が披露した“スーパートライ”に、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏が言及した。
日本ハムが2点を返して4-2で迎えた5回裏の西武の攻撃、一死ランナー無しの場面で、打者は2番・岸潤一郎。吉田がカウント1-2から投じた3球目は岸の止めかけたバットに当たり、一塁・清宮幸太郎の前へと転がる。しかし、この打球を清宮がファンブル。打者走者はセーフになるかと思いきや、清宮がファンブルした球をベースカバーに走っていた吉田がうまくキャッチし、そのまま頭から滑り込む形で一塁をグラブでタッチして、間一髪でアウトとした。
ラグビーの「トライ」を彷彿とさせる吉田のファインプレーに、里崎智也氏は「後日談でも、吉田が清宮のボールへの入り方を見て、『若干（捕れるか）怪しいな』と思ったらしいですよね」と紹介。その上で、「よく反応しましたね。いくら（ボールが）正面に来たとはいえ、転げながら……ナイストライ。よかったですね」と、まずは吉田のプレーを称賛する。
一方で、「若干、バッターの岸と清宮が当たったのが気になりますね」と、ファンブルしたことで動揺したのか、清宮が一塁線上に棒立ちとなり、岸と接触してしまった点についても言及。また、「（吉田が）グラブを踏まれることもある」と、クロスプレーのリスクに触れつつ、「怪我もなくてよかった」と、吉田・清宮・岸の三選手が無事に一連のプレーを終えたことにコメントした。（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
