藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が4月17日に行われた天童桜まつり内の人気イベント「人間将棋」に登場し、佐々木大地六段(26)と対局を行った。対局中は甲冑姿、武者言葉というエンタメ性豊かなイベントだったが、公式戦さながらの指し回しに「ござる」「謀ったな!」など戦国武将になりきると、対局でも快勝。その後に行われたインタビューでは天童が名人戦七番勝負の舞台になることもあり「今度はそういった形で来られたら」と抱負を語った。
藤井竜王は、2022年度の初対局がこの人間将棋。対局中も巧みに武者言葉を使いながら、佐々木六段とのやり取りで集まったファンを楽しませると、イベントには大好きな戦国武将・織田信長も登場し「信長公にもご登場いただいて盛り上げていただいてうれしかったです」と微笑んだ。
報道陣から、天童が名人戦七番勝負に対局地になることが多いと問われると「天童は『将棋のまち』としてタイトル戦を行っていただく機会も多いので、今度はそういった形で来られたらと思います」と語った。藤井竜王は現在、最多の五冠を保持しており2020年度は初めて順位戦A級にも参加。史上最年少での名人獲得にも期待が持たれている。この日はエンタメたっぷりのイベントでの登場となったが、次回は着物に身を包んで真剣勝負をするべく天童を訪れる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






