大谷翔平の足を警戒する外野手が“鬼肩”発動！「あの深さからすげー」「すごい返球」視聴者騒然

【MLB】アストロズ8－3エンゼルス（4月18日・日本時間19日／ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場した試合で、大谷翔平の足を警戒するあまり、アストロズのライトを守る強肩外野手のカイル・タッカーが“鬼肩”を披露。大谷の進塁を阻止すると、その矢のようなストライク返球に視聴者が騒然となった。

【映像】進塁を阻んだタッカーの「鬼肩」

　2－2で迎えた3回表エンゼルスの攻撃、この回の先頭打者として打席に入った大谷はアストロズ先発ルイス・ガルシアの3球目を捉えライトへ8試合連続となる安打を放って出塁する。続く2番・ウォードが2球目の94マイル（約151キロ）を強振すると、打球はライトへの大飛球となった。

　あと一歩でフェンスオーバーという当たりを半身になって背走しながらキャッチしたタッカーは、素早く体を回転させると、二塁まで矢のようなワンバウンド送球を披露。あわよくばタッチアップの構えを見せていた大谷の進塁を見事に阻んでみせた。

　試合を中継したABEMAで全力タッチアップを試みるも、急ブレーキで帰塁する大谷のリプレー映像が映し出されると、視聴者からは「さすがに無理では」などといった懐疑的な声が聞かれたが、それ以上にタッカーの鬼肩っぷりに「あの深さからすげー返球」「めっちゃ警戒してるw」「すごい返球や」「タッカーの肩よ」といった驚嘆の声が殺到した。また、強肩外野手をここまで本気にさせる大谷の走力についても「どんなピッチャーやねん」「投手に警戒するなんてw」など同じように驚きの声が寄せられた。

　なおチームはその後、アストロズに追加点を許して8-3で敗戦。ア・リーグ西地区の首位の座を1日でアストロズに明け渡した。今日の大谷は第１打席で空振り三振に倒れるも、第2打席は右安打で8試合連続安打を記録。第3打席はレフトへのファウルフライ、一打逆転の場面で迎えた7回の第4打席は2ボールから申告敬遠。期待された2試合ぶりの一発は明日以降に持ち越しとなったが、打っても投げても走っても“全力プレー”を貫く大谷らしさが見られたプレーだった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）