「今、風を感じています」豪運の女神・東城りお、強豪倒して感極まるチーム首位がっちり！／麻雀・Mリーグ

　持ち前の豪運が炸裂した。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2021-22」ファイナルシリーズ4月19日の第2試合では、セガサミーフェニックスの東城りお（連盟）が見事な逆転劇。価値あるトップで首位をキープした。

　当試合は東城、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）、渋谷ABEMAS・多井隆晴（RMU）、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾（協会）の並びでスタート。「見ました？面子」と東城が驚いた通り、伊達は4位、多井は6位、堀は9位と、対局者はいずれもレギュラーシーズンで順位が1ケタ台の猛者ばかりだ。特に多井と堀はMリーグでも屈指の実力者。東城にとって非常にハードな卓となったが、そんな中でも東城は果敢に攻め続けた。

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　「手が入り続けてくれた」。この日の東城は、リーチを連発した。結果としてテンパイ流局となるケースが多かったものの、それでも攻めの姿勢が功を奏し、2着目で迎えた自身が親の南1局1本場では、トップ目を走る伊達からリーチ・平和・赤2・裏ドラの満貫・1万2000点（＋300点、供託1000点）を奪取。これで逆転トップに躍り出ると、わずか3500点差と詰め寄られた南4局では自らタンヤオのみの1000点をアガり、ギリギリながらも逃げ切りを決めた。

　激闘を制した東城は「本当にプレッシャーがすごかったので、その中でトップを取れて嬉しかった」と、思わず感極まった様子。最後の局面についても「紙一重というか、最後まで運が向いてくれた」とし、薄氷の勝利を振り返った。実はこの日、東城はチームメイトの魚谷侑未（連盟）と共に「お寺とか神社に行ってきた」そうだ。「今、風を感じています」。重圧のかかる戦いを制するためには験担ぎも必要かもしれないが、今回の勝利はひるまずに終始、攻め倒したからこそ。「今後も応援よろしくお願いします」とお馴染みの勝利ポーズを決めた東城には、ファンからも「ナイストップ」「おめでとう」「マジ、ナイス」「このトップはデカい」「りおりお強い」などと多くのコメントが寄せられた。

【第2試合結果】

1位　セガサミーフェニックス・東城りお（連盟）3万4100点／＋54.1
2位　KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）2万9600点／＋9.6
3位　KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾（協会）2万1200点／▲18.8
4位　渋谷ABEMAS・多井隆晴（RMU）1万5100点／▲44.9

【4月19日終了時点での成績】

1位　セガサミーフェニックス　＋218.8（4/12）
2位　KADOKAWAサクラナイツ　＋119.6（4/12）
3位　渋谷ABEMAS　＋43.5（4/12）
4位　KONAMI麻雀格闘倶楽部　▲43.0（4/12）

※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ　2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各16試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（12試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）

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