プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の2021-22シーズンの全日程が終了し、4月26日の表彰式では個人賞各部門の表彰も行われた。レギュラーシーズンで、唯一の+400ポイント台を叩き出したU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は、スピーチで「私が活躍することが、働く女性や戦うお母さんをはじめ、誰かの励みになれたら嬉しいなと思います」とママ雀士らしく、多くのファンの中でも女性ファンに向けてメッセージを熱いメッセージを送った。各賞受賞者のコメントは以下のとおり。
◆4着回避率 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)0.9600
ファイナルが終わって優勝を逃した瞬間の個人賞の表彰ということで、こんな時、どんな顔していいか分かんないんですけど、笑えばいいですね(笑)。自分の雀風というか性格というか、ネガティブだったり守備型だったりして、このタイトルはどうしても欲しくて、すぐ取れるなと正直思ってたんですけど、4年もかかってしまいました。来年もぜひ、このタイトルは僕が取りたいと思います。そして、渋谷ABEMASの後輩3人がラスをなるべく取らないような、バランスの良い麻雀を伝えていけたらなと思います。僕の力だけじゃなくてチーム全体で勉強をしてた時に、ラスを食わないような勉強ができたので、この個人賞はチーム全員の力で取ったので、賞金はチーム全員で使いたいと思います。
◆最高スコア KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)10万5500点
今シーズンは私のMリーグデビューイヤーということで、本当になんだろう「ちゃんとこの子打てるのかしら」みたいな方もいたと思うんですけど、個人としては出来過ぎの最高のデビューイヤーになりました。苦しいこともたくさんあったんですけど、まだまだ自分強くなれるなということも感じましたし、応援してくださる方の声をなにより本当に感じた半年間でした。ただ、やっぱりこの一番大きな目標であるチーム優勝というものにまだ届かなかったので、また来年度ももし戦えることがあれば、しっかりチームに貢献して皆さんに優勝を届けられるよう、しっかりと戦っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
◆個人スコア(MVP) U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)+440.6
今年度も個人的には課題が多く残った1年となったんですが、ただ、このような賞を獲得できたことはひとつの自信になりました。私が活躍することが、働く女性や戦うお母さんをはじめ、誰かの励みになれたら嬉しいなと思います。これからも麻雀に真摯に向き合い、精進していきたいと思います。今年度もたくさんのご視聴、応援ありがとうございました。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)