将棋の叡王戦五番勝負第1局が4月28日、東京都千代田区の「江戸総鎮守 神田明神」で行われている。藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)にとっては今年度の初対局でもあり、叡王初防衛に向けてどんな対局とするか注目されているところだが、中継していたABEMAでは、山崎隆之八段(41)と室田伊緒女流二段(32)が神田明神の施設を紹介。おみくじを引いたところ、なかなかの辛口だったことで本人も視聴者も大笑いすることとなった。
神田明神には屋外にロボットの獅子舞が動いておみくじを引く「獅子舞おみくじ」がある。先に賽銭を入れて、お参りを済ませていた2人は、早速おみくじに挑戦した。山崎八段は「七福神おみくじって書いてあるので、いいことしか書いてないですね。神社によって厳しいおみくじもありますし、凶とかが入っていない神社もあるし、大吉多めのところもあるじゃないですか」と期待すると、室田女流二段は「山崎先生よりは(結果が)いい自信があります」とニヤリとしていた。
結果は山崎八段が小吉、室田女流二段が末吉で、僅差ながら山崎八段の勝利だったが「どんぐりの背くらべですね」と、大吉や凶といったわかりやすい結果でなく、2人で顔を見合わせて苦笑いしていた。
大盛り上がりになったのは、この後だ。おみくじに書かれた内容を見てみると、山崎八段のものには「自由奔放で周囲から妬まれたりしています」とチクリ。また、この4月に結婚を発表したばかりの室田女流二段のものには「自己中心的な行動は破局を招きます。思いやりを持ちましょう」と記されており、今度は2人で大笑いしていた。
山崎八段に対する「自由奔放」は、独創的な棋風をそのまま表現するものとしては、おもしろいほどぴったり。また室田女流二段にも、夫婦生活に対しての戒めのような言葉だったこともあり「自由奔放w」「大当たりじゃないですか」「身につまされるおみくじ」「お互い引きが強いw」と、ファンからのコメントも大ウケ状態だった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






