都の「育休」新愛称公募にひろゆき氏「労働の“自粛期間”にして義務化を」
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 先月28日、東京都が「育休」の新しい愛称の募集を開始した。小池百合子知事によると“休む”の字が使われていることから「仕事を休む」といった後ろめたいイメージを一新したいという。

【映像】ひろゆき氏「ネーミングの問題じゃない」 “一刀両断”シーン

 厚生労働省が出した2020年度の「雇用均等基本調査」を見ると、育休取得率は女性が81.6%、男性は12.7%にとどまっている。ニュース番組「ABEMA Prime」では、自分だったらどのようなネーミングにするか、出演者らが愛称を考えた。

 ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「労働自粛期間」を提案。

「労働しちゃいけないから、僕は育休を義務化した方がいいと思う。日本の場合『自粛』というとある種、義務になる。なので、行政が『自粛期間にしてください』と言えば、けっこう義務化のように普及するのではないか。名前どうこうの問題ではなく、義務化するかどうか。さっさと義務化しちゃった方がいいと思う」

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 一方で、ギャルユニット「BlackDiamond」リーダーのあおちゃんぺは「育休」のまま使うべきだと力説。

「私はそのまま『育休』だ。何が悪いかわからない。新しい愛称を出しても、余計分かりづらい。分かりづらいからなじまないと思う。やってる感を出すため、パフォーマンスのために言ってるのではないかと思う。そんなことやってる場合じゃないから」

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 元経済産業省キャリア官僚で制度アナリストの宇佐美典也氏は「育年(いくねん)」を挙げ、「育児する年ということで、あまり意味合いを持たせたくない。それから言いやすさ。『あの人は育年中だから』は言いやすいと思う」と述べた。

 また、ドイツ出身のラジオDJ・ナレーターのサッシャ氏は「親活(おやかつ)」を提案。

「実はドイツも日本と同じ道をたどっている。女性がすごい社会進出してるイメージを持っているかもしれないが、ヨーロッパの中でドイツは比較的保守的な国で、男性の育休の取得率が2000年代頭で3%ぐらいしかなかった。それで『育児休暇』から『親時間』に名前を変えた。名前と制度を変えたら、男性の30%ぐらいが取るようになった。日本だと『親時間』はピンとこないので、ちょっとアレンジして『親活』。“親活してきます”と言える感じに」

 番組の司会を務めるテレビ朝日平石直之アナウンサーは「もともと小池知事はネーミングが得意」とした上で「これまで『三密』や『東京アラート』『クールビズ』といった愛称をつけてきたが、今回は自分でやらなかった」と指摘した。

 愛称の募集期間は5月30日までで、専用フォームから応募された案をタレントの杉浦太陽ら有識者・著名人が選考する。採用された愛称は、都の普及啓発活動などに使われる予定だ。(「ABEMA Prime」より)
 

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