【MLB】エンゼルス12-0レイズ(5月10日・日本時間11日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、5打数2安打とチームの勝利に貢献した。チームは打線が4本塁打を含み今季最多の18安打で12得点、投げてはデトマーズがノーヒットノーランという完勝を収めたが、大谷が6回に迎えた第4打席では、レイズ4番手のトンプソンと対戦。大きくインステップし、横から投げた後には右足が大きく跳ね上がる変則の“ダンス投法”に、大谷が驚くとともに、ファンからは「当てたら怒るよ」と心配の声が寄せられた。
前日には2打席連続の本塁打を放つなど、いよいよ打撃が本調子に近づいてきた大谷は、4回の第3打席に技ありのセンター前ヒット。その他の打席でも1回の第1打席は、やや詰まったものの角度のいいセンターフライを放ち、メジャー通算100号を予感させる鋭いバッティングを披露していた。試合は好調エンゼルス打線が3回までに8得点と一気にリード。先発デトマーズがノーヒットに抑えていたこともあり、中盤からエンゼルス楽勝ムードが流れていた。
この展開で6回からレイズのマウンドに上がったのがトンプソンだ。身長196センチという長身右腕だが、投げる際には大きく三塁側にステップし、角度をつけてから長い腕を伸ばしてサイドスロー。しかもコントロールは今ひとつという荒れ球で、打者としては厄介であるとともに、恐怖も感じる相手だ。実際、大谷の前を打つ好調・トラウトは、インハイに抜けた球があわや死球ということもあり、思わず声を荒らげるシーンもあった。
5月11日(日本時間12日)には先発登板も予定されている大谷だけに、大差で勝っているこの試合で、余計なけがはしたくない。トラウトが四球で歩いた後、その荒れっぷりに危険を察知してか慎重に打席に入ると、なぜかトンプソンの制球が定まりストライクが先行。最終的にはフルカウントになると、鋭い打球を放ったもののシフトの網に引っかかり大谷はショートライナーに倒れた。
試合展開には大きく影響の出ない打席だっただけに、ファンからはシフトによりヒットを1本損したというよりも、無事に打席が終わったことについて「当てたら怒るよ」「デットボール怖いよなぁこの投手」「変なフォームだからな」と、心配と安堵の声が寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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