＜大相撲五月場所＞◇四日目◇11日◇東京・両国国技館
土俵の上と下で繰り広げられたコンビプレーに観客の視線が釘付けになった。十両十四枚目・美ノ海（木瀬）が十両十二枚目・松鳳山（放駒）を破り3勝1敗とした取組中に、松鳳山のさがりが落下。すかさず行司が拾い上げ左手で土俵下に向かって投げると、呼出が見事にキャッチ。視聴者からは「ナイスキャッチ―！」「名バッテリー誕生」とコメントが寄せられた。
驚きの瞬間は美ノ海と松鳳山の取組中。ともに2勝1敗で、負けられない一番を迎えていた。立ち上がりから激しい張り合いとなり、早々に松鳳山のさがりが落下した。すると行司の式守慎之助がすかさず左手で拾い上げ、土俵下に向かってアンダースロー。土俵上をくまなく見渡していた呼出の松尾がしっかりキャッチして、無事に取り組みを見届けた。この結果、美ノ海が寄り切りで勝って3勝1敗とした。
この取組の行司と呼出は、ともに放駒部屋所属とあり息はぴったり。ABEMAの中継には「これは名バッテリー」「ナイス！コンビプレ―」の声が上がっていた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
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