将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ第2試合が5月14日に放送される。初戦を制したチーム糸谷は、この試合に勝てば1位での予選突破が決定。チーム菅井はこれが初戦で、相手にも振り飛車党が2人いる中、どう戦うか。
【動画】第5回ABEMAトーナメント 予選Bリーグ 第二試合<チーム糸谷VSチーム菅井>
チーム糸谷はリーダー糸谷哲郎八段(33)こそ居飛車党ながら、黒沢怜生六段(30)と西田拓也五段(30)はいずれも振り飛車党。第1試合、チーム斎藤戦でも2人が思い切り飛車を振り、3連敗からの5連勝という逆転劇を演出した。
チーム菅井は、リーダー菅井竜也八段(30)を筆頭に久保利明九段(46)、佐藤和俊七段(43)と3人全てが振り飛車党。チーム名も「真・振り飛車」と紛れがない。ポイントはチーム糸谷の振り飛車党が出てきた際に、どちらかが振るのか、相振り飛車になるのかだ。
ABEMA将棋チャンネルでのTwitterアカウントで勝敗予想アンケートを実施。1463人が回答し、チーム糸谷の勝利を予想した人が57%だった。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)