待ってましたとばかりに打ち込んだ駒に、解説棋士も視聴者も痺れまくった。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ第2試合、チーム糸谷とチーム菅井の対戦が5月14日に放送された。この第6局は、チーム菅井のリーダー菅井竜也八段(30)がチーム糸谷・黒沢怜生六段(30)と熱戦の末に、131手で勝利を収めた。終盤戦には、菅井八段がタイミングを見計らったように、ビシッと打ち込む様子が見られ、この手の内容と仕草に大盤解説を務めていた伊藤真吾六段(40)からは、思わず「ひょー!」と高い声が出た。