50年で5000件→35件に激減した日本の「ストライキ」…全労連副議長「連合がすぐに闘いをやめてしまう組織だからだ」 ABEMA Prime 2022/05/21 10:05 拡大する 和歌山県の私立和歌山南陵高校で、給与の未払いや生徒の就学支援金の返金遅れなどを理由に教職員が始めたストライキ。学校法人側が説明会を開くとしたことで授業は再開となったほか、関係者によれば理事長は退任の意向を示しているという。【映像】「全労連」副議長に聞く「ストライキ」 自分たちの要求を通すために団結、仕事を放棄するストライキは欧米では一般的で、日本においても憲法にも定められた労働者の権利でもある。 19日の『ABEMA Prime』に出演した全国労働組合総連合(全労連)副議長で、機械金属産業などの労働組合「JMITU」委員長も務める三木陵一氏は「ストライキ=権利ということはテレビでは議論してもらえないので、こういう機会を作っていただいて本当にありがたい。一言で言えば、労働者が団結して就労を拒否することによって要求の切実さや怒りの強さをアピールする、労働組合にとって最も基本的な闘い方だ」と説明する。 続きを読む 関連記事