【MLB】エンゼルス2-7レンジャーズ(5月25日・日本時間26日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場、四球で出塁した1回1死一塁から、チームトップとなる今季7個目の盗塁を決めた。レンジャーズ先発のオットーのモーションを完全に盗んだ好スタートを切り、大きなストライドで加速してから滑り込み、好捕手のハイムもお手上げといった完璧な盗塁だったが、注目されたのはその華麗なスライディングだ。
大谷は193センチ・95キロと、屈強なメジャー選手にも劣らないたくましい体の持ち主だがスピードの面でも一流で、昨季も26盗塁をマークした。ただ盗塁死も10個あり、これはリーグ最多だった。スタートのミス、相手投手のクイック、相手捕手の強肩などもあり、大谷の俊足であってもベース手前ではっきりアウトというタイミングもあったが、惜しまれたのはセーフのタイミングながら、勢い余って二塁ベースを通過してしまい、足が離れてタッチアウトというパターンだ。
大谷のスライディングは左足をたたみ、利き足の右足を伸ばして滑る。二塁ベースの側面を右足の裏で捉えるように狙っていくが、昨季は滑るポイントが近すぎたのか詰まったようになり結果、ベースで止まった反動をセーブできずに、体が放り出されるように離塁してしまっていた。ただ今季は余裕を持って滑っているのか、イメージどおりに右足裏で“ビタ止め”。オーバースライドでの盗塁死は今季1つあるものの、確実に改善されている。
ベンチからはいつでも盗塁OKの「グリーンライト」を与えられている大谷だけに、この華麗で確実なスライディングで盗塁が増えれば、チームの得点力もアップする。ファンからも「スライディングうまい」「めちゃくちゃ余裕」と絶賛されることも増えてきただけに、昨季の26盗塁を超えて30盗塁、40盗塁と量産も期待される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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