RISEで衝撃のダブル・ノックダウン…6・19『THE MATCH 2022』に向け、立ち技格闘技界に熱気と追い風
【映像】衝撃のダブル・ノックダウン
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 6月の格闘技界は“立ち技月間”と言っていいかもしれない。7日にはボクシング井上尚弥とノニト・ドネアによる世界最高峰のリマッチ。19日には那須川天心vs武尊をメインとするメガイベント『THE MATCH 2022』が東京ドームで開催される。

【映像】衝撃のダブル・ノックダウン

 5月30日の追加カード発表会見では、K-1の“ダークヒーロー”安保瑠輝也の出場も決まった。野杁正明vs海人、原口健飛vs山崎秀晃など、まさにオールスター戦だ。天心の弟である那須川龍心への期待も大きい。現時点でのトップ選手だけでなく、次代を担う新鋭にもチャンスが与えられたのだ。

 豪華カード、夢のカード連発に沸いているのはファンだけではない。選手たちのモチベーションも上がっているのではないか。この『THE MATCH 2022』の継続開催に期待したいところだが、少なくとも立ち技の、それも軽量級でもドームのビッグマッチに出場できることが“既成事実”となったのだ。

 活躍次第でどこまでも上に行ける。不可能も限界もない。多くの選手が勇気づけられたのではないか。以前から、K-1、Krush、RISEをはじめさまざまな団体に魅力的な選手がおり、ファンを楽しませてきた。そこに“注目度”がいよいよ追いついてきたと言うべきか。 

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 5月29日のRISE後楽園ホール大会も、そんな“立ち技への追い風”を受けて大いに盛り上がった。特筆すべきは前半戦の第3試合、伊東龍也vs羅司の新鋭対決だ。

 序盤から激しい打撃戦になったこの試合、なんと打ち合いの中で両者の右フックがヒットし、ダブル・ノックダウンに。めったに見られない展開は衝撃的だった。その後も攻め続けた伊東がKO勝利。今後も語り草になるような一戦だった。

 また、一つ前の酒寄珠璃vs平山龍馬戦もダウンの応酬。セミファイナルでは宮崎小雪がチャンピオンらしい強さを見せて王座を防衛し、メインは中野椋太がKOでウェルター級王座獲得。那須川天心が卒業したばかりのRISEだが、変わらずアグレッシブな闘いが見られた。ここから『THE MATCH 2022』、そして、その後の闘いへ。この熱がさらに続くことに期待したい。 

【視聴詳細】那須川天心VS武尊「THE MATCH 2022」6.19 ABEMAで完全生中継
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