【MLB】ヤンキース2-1エンゼルス(6月2日・日本時間3日/ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、ダブルヘッダーの第2試合では3打数無安打1四球に終わった。第1試合では投手として4回途中で3本塁打を含む8安打を浴び4失点でKO、4敗目を喫していただけに、第2試合ではなんとかバットで取り返したかったところ。1点差を追う9回では2死走者なしと追い詰められた局面で打席に入ったが、ここで対戦したのがヤンキースの抑えホームズ。防御率0点台をキープするメジャー屈指の豪腕から投じられた「160キロシンカー」に、ファンも度肝を抜かれることになった。
大谷は投手として第1試合に先発、100マイル(161キロ)に達するストレートを投げ込み「投打二刀流」としてメジャーでも一躍有名になったが、世界中からトッププレイヤーが集まるメジャーにおいては、打者・大谷がバットに当てるのも精一杯という投手もいる。その一人がホームズだ。
160キロを超える速球を連発する右腕・ホームズだが、これがストレートでないから驚きだ。データサイトなどではシンカーと表示され、左打者の大谷にとっては外角に逃げながら、しかも沈むように変化する。日本でシンカーと聞けば、ストレートよりも球速を落とし、タイミングを外すようなイメージもあるが、ホームズが投げるのは「ヘビーシンカー」とも表現されるもので、好投手のストレートと同等の速度で曲がり落ちる、驚異の変化球だ。
大谷も一発出れば同点という打席で集中しながら構えていたが、ここでホームズは初球、98.2マイル(158キロ)のシンカーから入ると、この後も7球連続でシンカーの連投。6球目、7球目にはジャスト100マイル(161キロ)を記録した。6球目は外角に大きく外れたボールだったが、大谷はピクッと反応。7球目もボールゾーンの球ではあったが、食らいつくようにファウルにした。結果的には四球で一塁に歩くことになったが、中継を見ていたファンは、連投された超高速シンカーに釘付け。「変化やば」「このピッチャーやばいわ」「化け物かよ」「あんなん無理w」と、これはお手上げだというコメントが大量に集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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