EXIT兼近大樹「受給者も同じ人間だと思って欲しい」元メロン記念日大谷雅恵「まずは自分のことを考えて申請を」コロナ禍で増加する生活保護申請を考える

　今月1日、厚生労働省が昨年度の生活保護申請者の件数が22万9878件に上ったことを公表。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年から2年連続で増加したことがわかった。
【映像】生活保護について議論するEXITと大谷雅恵
　アイドルグループ「メロン記念日」の元メンバー・大谷雅恵さんも、コロナ禍の2020年末、生活保護の申請をした一人だ。
　「借金もある中で収入が激減してしまい、うつ病もあってこれ以上働くのは厳しいな、という八方塞がりの状況になったので、役所の福祉課に駆け込んだ。“2週間かかる”と言われたが、所持金は4000円。すると“受給が決まったら差し引きますから”と、1日あたり500円の食費を2週間分、貸し付けてくれた。“もし足りなかったら”と、アルファ米も分けてくださった。“ありがとうございます”と、泣きながら受け取って帰ってきた」。