6月5日に開催された麻雀最強戦2022 Mリーグスペシャルマッチ、決勝卓に進んだKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）が役満・国士無双の13面待ちを成就させるなどの活躍で逃げ切りトップ、12月10・11日に開催されるファイナルへの進出を決めた。試合後の優勝インタビューでは「サクラナイツの強さを証明できた」と語り、Mリーグ優勝に続く快挙達成に笑顔を見せた。
予選B卓を2位で通過した岡田。決勝卓の対局者は東家から渋谷ABEMAS・白鳥翔（連盟）、U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）、赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）、そして岡田。岡田は東1局1本場、ドラ1のタンヤオ仕掛けで2000点のテンパイからさらにドラを引き、タンヤオ・ドラ2の3900点（＋300点）をアガってトップ目にいた白鳥へ競り掛ける。
この試合、最大の見せ場は東3局に訪れた。7巡目で国士無双のイーシャンテンにこぎ着けた岡田は、10巡目に9筒を引いて13面待ちのテンパイ。「（ロンで）アガったとしても勝てない。全員強いから！（3者とリードを広げるために）ツモりたいと思って」とリーチを敢行。仕掛けてテンパイしていた瑞原から一万をロン、国士無双が成就となり、岡田は3万2000点を手に入れた。
南3局は園田の親を蹴る、値千金の平和が決まり1000点をゲット。これで園田、白鳥に跳満ツモ条件を押し付けた。南4局はアガリが見込めないと悟るや手を狭め、流局に持ち込んで試合終了、これで岡田の優勝が決まった。
インタビューでは国士無双の13面待ちを「人生初ですね」と自分でも信じられないといった表情で振り返り、応援してくれたファンに向けては「すごくラッキーな13面もあって優勝することができました！Mリーグ優勝、そしてここでも優勝と、サクラナイツの強さを証明できたんじゃないかと思います。（秋から新シーズンの）Mリーグもありますし最強戦もまだまだ続くので、両方ともよろしくお願いします！」と、愛刀サクラブレードと共に最高のスマイルを振り巻いた。
これでファイナルへの出場権を得た岡田、副賞として役満賞もゲット。今、最も勢いに乗っている女性雀士であることは誰も疑いようがない。今年3度目の大輪、ファイナルで成長著しいサクラの姫が快進撃を続けるか。期待を募らせるファンからは「おかぴおめでとう！」「サクラナイツ強いな」「オカピーはスターだ」「おかぴーのスター度すごいわほんと」と声援が連投されていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
