【MLB】エンゼルス-レッドソックス(6月7日・日本時間8日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席で4試合連続安打となるツーベースを放った。
試合前、エンゼルスに激震が走った。球団ワースト記録に並ぶ12連敗の責任を取る形で、ジョー・マドン監督が電撃解任されたのだ。マドン氏は2008年にレイズを球団創設11年目で初のリーグ優勝に導き、2016年にはカブスで108年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げ“ヤギの呪い”を解いた監督として知られる名将。2020年からはエンゼルス監督に就任し、大谷の良き理解者として二刀流を全面的にサポートしていた。
2014年に地区優勝したのを最後にプレーオフから遠ざかっているエンゼルスだが、今季は開幕から好調で、一時は貯金も11を数えた。しかし、5月16日から4連敗を喫すると、翌週の5月25日からも連敗が始まり、あっという間に貯金をすべて使い果たしてしまう。6月5日のフィリーズ戦では4点リードの8回に同点満塁弾を、そして9回にサヨナラ3ランを浴びるというショッキングな敗戦。昨日のレッドソックス戦は3安打完封負けで、連敗は1988年以来となるチームワーストタイの12にまで伸びた。チームの不振と重なるように、マドン監督の采配、特に投手起用に対しての批判の声も上がるようになり、とうとうこの日の解任に至った。
昨季は打者としてメジャー3位の46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965、投手として9勝を挙げ防御率3.18、156奪三振を記録するという異次元の活躍を見せリーグMVPを獲得した大谷も、今季はここまで打率.242、11本塁打と昨年のような爆発力は見えず、投手としても負けが先行するなど不本意なシーズンが続いている。この日のヒットで4試合連続安打。監督解任という衝撃をバネに、なんとか自身とチームの浮上のきっかけをつかみたいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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