【MLB】エンゼルス-レッドソックス(6月8日・日本時間9日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合で、レッドソックスのスター選手・ボガーツが、二塁走者の際に平凡なショートゴロをあえてまたぐようにジャンプし、エンゼルス野手陣を幻惑するような動きを見せた。
ボガーツは2013年にメジャーデビューを果たして以来、レッドソックス一筋でプレーするオランダ出身の選手。シルバースラッガー賞には4回選ばれ、通算打率でも3割近い数字を残している。今季も開幕から主力として出場を続け、レッドソックスを牽引している。
そのボガーツが頭脳プレーを見せたのは4回。2死一、二塁の状況で二塁走者となっていたボガーツは、ダルペックの平凡なショートゴロに対して、やや遅れるようにスタートを切り、転がってきたボールの真上でタイミングを合わせてぴょーんとジャンプ。エンゼルスのショート・ウェイドが直前にまずい守備をしていたこともあってか、妨害にならない程度の範囲で、野手の視線に入る動きを見せた。
このプレーには、中継を見ていたファンからも「さっきからランナーが邪魔w」「ぴょ~ん」「股抜き」と、様々なコメントが寄せられることに。結果、ウェイドは無事に捌いて一塁に送球、アウトにしたが、わずかなプレーでもチャンスをうかがうボガーツの野球IQの高さも示されることになった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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