日本を7大会連続のワールドカップに導いたMF三笘薫が、キリンチャレンジカップでも大きな輝きを放っている。10日のガーナ戦、日本と同じくカタールW杯に出場をするアフリカの強国を相手に、左ウィングに入った三笘は得意の緩急をつけた切れ味鋭いドリブルを何度も仕掛けてチャンスを量産した。
1-1で迎えた前半アディショナルタイムには、左サイドでDF伊藤洋輝の折り返しを受けて前を向く。相手がドリブルを警戒して間合いが広がっているのを見逃さず、シンプルに右足インフロントでゴールに向かうクロスを供給した。このボールに飛び込んだMF堂安律とFW上田綺世は合わせられなかったが、コントロールされたボールはワンバウンドで右のサイドネットに吸い込まれ、チームに決勝弾をもたらした。