多くのファンを魅了するMLBも、ファンあってのもの。活躍する選手たちも、ファンへの感謝を忘れない。2019年にメジャーデビューを果たし、昨シーズンには新人王にも輝いたレイズのアロザレーナ外野手が、試合中にベンチから姿を消すと、クラブハウスまで戻って少年ファンのためにバットにサインし、手紙まで書いて贈るというハートフルな出来事があった。
【動画】試合中にサインしたバットが少年のもとへ(12分27秒ごろ~)
ABEMAのMLB情報番組「MLBスタジアム」でも紹介されたこのエピソード。始まりは少年ファンが、自分のイラストが入ったボールにサインを書いてほしいと手渡してきたところからだ。このボールが気に入ってしまったアロザレーナは、ボールをもらう代わりに試合中にもかかわらずクラブハウスまで戻ってバットにサイン、さらに白い紙を探してくると直筆メッセージを添えて、バットボーイに託して少年ファンのところまで届けた。
もちろん試合中は、グラウンドに集中していないければいけないところだが、少年ファンがいつまた球場にやってくるかわからない。アロザレーナからすれば、一期一会かもしれないファンとの交流を大切にし、お返しの品を今すぐ届けたい思いがあったのだろう。この行動にファンからは「これは一生の思い出になるだろうな」「スーパースターやな」「生涯の宝物ですね」と感動の声が多数起こっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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