日本が誇る『スプリントスター』前田大然が、6月10日のキリンカップサッカー2022・ガーナ戦で待望の代表初ゴールを決めた。3−1で迎えた80分に上田綺世に代わって投入されると、直後にそのシーンはやってきた。82分、MF伊東純也がドリブルでペナルティーエリア内右に侵入した瞬間について前田は「相手DFはクロスをあげるところしか見えないので、そこで裏を取ればフリーになれるという確信を持ってゴール前に入りました。伊東選手もギリギリまでクロスかシュートか迷っていましたが、どれを選択しても自分の体で押し込めればいいと思っていました」と振り返る。言葉通りに爆発的なスプリントで一直線にゴール前に入り込み、伊東のシュート性のクロスを、トップスピードで滑り込みながら自らの身体ごとゴールに押し込んだ。