大谷翔平しか打たん、エンゼルスが勝たん 大谷10試合連続安打もチームはついに借金6で“なおエ”状態が深刻化
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 大谷翔平投手が6月15日(日本時間16日)に行われたドジャース戦で4打数1安打、10試合連続安打をマークした。第3打席まで凡退していたが、ノーヒットノーランまであと2アウトという場面で9回1死から打席に入ると、ドジャース先発のアンダーソンのカットボールが甘く入ってきたところを初球から果敢に振ってライト線へのスリーベース。大記録達成の瞬間を待ち望むように盛り上がっていたドジャースファンの声援にも負けない精神力で、意地の一打を放った。その後、大谷はダフィーのタイムリーで生還、チームは完封負けを逃せることになったが、逆転までには及ばず3連敗。ついに借金は「6」まで積み上がった。

【動画】大谷翔平、意地の三塁打でノーヒットノーラン阻止

 「大谷しか打たん」「エンゼルスが勝たん」。そんなファンの嘆きが聞こえてきそうな展開が続いている。大谷は6月に入り打撃が好調で、この日の三塁打で10試合連続安打。直近7試合では打率.393、直近15試合でも.316と4月、5月と打撃不振に苦しんだところから、完全に脱している。ホームランこそ昨季の46本に迫るペースでは出ていないものの、連日のように快音を響かせているところを見れば、いずれオーバーフェンスする打球も、これからどんどんと増えていくという期待を持たせる内容だ。

 ところが大谷の好調ぶりとは裏腹に、チームの調子は一向に上がらない。マドン監督の解任を受けてネヴィン監督代行が指揮しているが、選手の大きな入れ換えをする余裕があるわけではなく、開幕当初から大活躍したウォードも、けがから復帰した後は完全に当たりが止まっている。主砲トラウトは一時の不振から抜け出したのは朗報だが、レンドンが再び手首を痛めて離脱寸前。強打で勝ってきたエンゼルスの長所が、まるでなくなってしまった。

 好調ドジャースとの2連戦は、戦前から苦戦が予想されていたが、先発してきた好投手2人の前に、打線は完全に沈黙した。前日は3安打、この日は2安打。計5安打のうち、大谷の安打が3本と、まさに「大谷しか打たん」状態になっている。走者で出ても生還できない、走者がいない打席では打点もつかない。完全に悪循環だ。

 昨季は投手として9勝、打者として46本塁打を放ちア・リーグMVPに輝いた大谷。ただ、ずっと言われているのは大谷が活躍したもののチームに勝利がつかない「なおエ(なおエンゼルスは敗れたの略)」状態。今季も「なおエ」に拍車がかかってきた。既に現地メディアでもチームのポストシーズン進出よりも、大型契約やトレードといった大谷の去就についての話題が増え始めている。少しでも長くシーズンを戦い、チャンピオンリングを勝ち取ることを目指して孤軍奮闘する大谷に、周囲は応えられるか。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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