30代男女の4人に1人が“結婚の意思ない”時代…りんたろー。「僕らも感覚をアップデートしていかないと、人を笑わせることができなくなるかも」
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 14日に閣議決定された「男女共同参画白書」。“20代男性のおよそ40%にデートの経験がない”という調査結果がセンセーショナルに報じられる一方、30代男女の4人に1人は結婚の意思がないと回答。白書では「もはや昭和ではない」と指摘し、多様な家族・人生のあり方に対応した制度設計や政策が求められているとしている。

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 脳科学者の茂木健一郎氏は「答えなんかないが、脳科学をやっていると、他の動物との共通点を探してしまう。例えばフクロウが繁殖するのはエサが食べても残るくらい十分にある時に繁殖するらしい。日本の少子化についても、満たされてはいるものの、何か社会に安心感がないということを動物として感じ取っているのではないか」とコメント。

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 あやまんJAPANリーダーのあやまん監督は「彼とは長いこと一緒に住んでいるが、私も43歳になるので、不妊治療の保険適用や助成がなくなってしまう。妊活や治療は以前から始めていたが、彼に“結婚ってする必要ある?”って聞かれたこともある。事実婚という形もあるし、離婚などの不幸な話が周りに多過ぎる。結婚そのものに、あまり魅力を感じられないようだ」と明かす。

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 EXIT兼近大樹も「昔は“家族ができたら幸せだ、楽しいんだ”という物語ばかりを見ていた気がするが、今は上手くいかなかった人たちの情報もたくさん目に入ってくるようになった。自由はなくなり、責任が増える、というような話を見せられれば、結婚しようと思わない人も増えるだろう」と指摘。

 りんたろー。は「僕には結婚して幸せだった経験も、そうではなかった経験もないのでどちらも否定はできない。ただ思うのは、“モテたい”で始まる漫才が実は多いな、ということ。“リア充”という言葉があるが、その意味も少しずつ変わっていて、必ずしもモテてるとか、パートナーがいることだけが“リアルな充実”かといえば、必ずしもそうではなくなってきていると思う。僕らもそういうところに追いついてアップデートしていかないと、人を笑わせることができなくなるんじゃないかと思った」。(『ABEMA Prime』より)

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