ゴルフの今季メジャー3戦目、全米オープンが6月18日、米国マサチューセッツ州のザ・カントリークラブ(7227ヤード、パー70)で第3ラウンドが行われた。日本勢唯一の決勝進出で、5打差24位から出た松山英樹はノーバーディー、2ボギーとスコアを2つ落して6打差17 位とした。最終日、松山は20日午前2時1分(日本時間)スタートを予定している。
【動画】松山英樹、ラフからの第2打はピンに当たってバンカーへ
第3ラウンドは、出場選手全64人中アンダーパーで回った選手が7名と難易度の高い環境に。ムービングサタデーは多くの選手にとって苦戦を強いられる結果となった。日本人選手で唯一決勝に進んだ松山英樹は、5打差24位からのスタート。この日は短いパットを逃し5H、6Hで連続ボギーを叩き、ノーバーディーの72。順位は上がったものの、2オーバーで首位との差を広げる結果となった。ラウンド後、松山は「ノーバーディーは辛い。10番のようなパットが入ると流れも良くなるはずが、なかなか思うように行かなかった。ショットの状態は正直あまり良くないが、良い準備ができるように頑張りたい」と話した。
そんな厳しい環境の中、第3ラウンドで首位に立ったのはスコアを3つ伸ばしたウィル・ザラトリス(米国)と2つ伸ばしたマシュー・フィッツパトリック(イングランド)。1打差の3位には前年優勝者のジョン・ラーム(スペイン)がつけた。上位選手にとっても何が起こるかわからない最終日、松山にもまだ優勝のチャンスはある。
大会最終日はABEMA PPV ONLINE LIVEで、日本時間20日午前0時から生中継する。その他、松山の第3日ハイライトやインタビューなどの注目シーンはABEMAビデオで配信中。初日から第3日の中継全編もABEMA PPVにて見逃し配信している。