ゴルフの今季メジャー3戦目、全米オープンが6月18日、米国マサチューセッツ州のザ・カントリークラブ(7227ヤード、パー70)で第3ラウンドが行われた。ABEMAの中継には、国内メジャー3勝を含む17勝の石川遼が出演。松山英樹をはじめとする世界屈指のトップ選手たちが、第3ラウンドでスコアを落とし苦戦した要因を解説した。
5打差24位から出た松山英樹はノーバーディー、2ボギーとスコアを2つ落して6打差17位に。ラウンド後には「風が強く、バーディーが取れなくて苦しかった」と振り返った。第3ラウンドは、出場選手全64人中アンダーパーで回った選手がわずか7人。解説の石川は、「昨日までなかった強く吹く風がティーショットに影響を与えたのが6割、残りはグリーンが硬くなったことではないか」と分析。上位陣は遅いスタートになるため、先にラウンドした選手たちに踏み固められることでグリーンが硬くなり、さらに凹凸が目立つようになることも要因に上げた。
石川は、天候やコースコンディションが選手のプレーに与える影響などを自身の経験を踏まえて的確に説明。独自の着眼点で、プレー中の選手のわずかな変化など、細かな気付きを織り交ぜたわかりやすい解説を披露した。視聴者からは、「選手目線のプレーの狙いとかも面白い」「技術論がしっかりしてて凄くいい」「明日も来て欲しい」と多数のコメントが寄せられていた。