劣勢に見えた展開から狙いすました右フックのカウンターを一閃で衝撃逆転。あまりに劇的な展開にギャルモデルでタレントのゆうちゃみが「言葉が出ない」と絶句。その後に「きゃぱい」を連発した。
6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」。第２試合、志朗（BeWELLキックボクシングジム）と玖村将史（K-1ジム五反田チームキングス）の対戦は、3-0の判定で玖村が判定勝ち。序盤は“志朗優勢”のなか、2ラウンド終盤にカウンターの右フックを一閃してダウンを奪った玖村に、ゲスト解説のゆうちゃみが「もう言葉が出ない」と驚きを隠せない様子で絶句した。
那須川天心と2度も激戦を繰り広げRISEのトップ戦線で戦う技巧派・志朗と、現Krushスーパー・バンタム級王者の玖村の戦いは1ラウンド、序盤から前へ出る玖村に対し、相手の出方を見ながら志朗が徐々にスピードと精度で試合の主導権を奪っていく。
2ラウンド、志朗が手数で上回る状況が続くが、常にプレッシャーをかけているのは玖村。実況も「玖村の手数が落ちた」「志朗が試合をコントロールしている」と優勢を伝えるなか、ラウンド終了間際にフルスウィングの右フックをカウンターで振り抜き、志朗のテンプルを打ち抜いてダウンを奪った。
試合を中継したABEMAでゲスト解説を務めたゆうちゃみは衝撃ダウンに「もう言葉がでません。今の一瞬でダウンを奪うなんて本当に凄い、上手い」と一発で流れを変えた玖村についてコメント。実況もリプレイ映像を見ながら「完璧なカウンターで全く見えないところからの右フック」と解説した。
3ラウンド、志朗は下がりながらも試合の主導権を握る場面も目立ったが、判定は29-28、30-28、30-28の3-0で玖村を支持。一つのダウンが勝敗を分ける形となった。
結果を受けてゆうちゃみも「ヤバいめっちゃ感動しました、圧倒されています」とコメント、いつもの「キャパい」を連発していた。
