【MLB】エンゼルス-ロイヤルズ(6月21日・日本時間22日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、1回の第1打席にセンター前に落ちるヒットを放ち、2試合連続安打をマークした。初球、外角にボール2個分は外れたかという球だったが、積極的に振りに行き、バットの先ながら力強く振り抜いたことが、ヒットにつながった。8試合ぶりの今季14号を期待するファンからは、その衝撃音に思わず「音がすごいよね」「音は行ったかと思った」と勘違いしたという声が寄せられた。
大谷の今期成績は、前日までに258打数65安打13本塁打、打率.252。ホームランは、6月11日(日本時間12日)のメッツ戦、第3打席以来遠ざかっている。直近では15打席連続ノーヒットという“プチスランプ”も訪れたが、前日の試合ではセカンド前に転がったボテボテのゴロを、俊足を飛ばして内野安打に。第4打席では角度がつけばそのままフェンスオーバーかという痛烈なライトライナーを放つなど、周囲の不安を振り払うような快音を響かせていた。
この第1打席では初球、外角のボールゾーンに外れた94.3マイル(151.8キロ)のストレートだったが、大谷は見逃すことなく強振。長い腕を伸ばしてバットの先で捕まえると、力づくで内野の頭を越すように、センター前にポトリと落ちた。
打球角度は29度。さらに打球音はホームランの時にも聞かれそうなもの。うっかり勘違いするファンがいてもしかたがない。「音は行ったかと思った」「ホームランだと思ったわ」「音がすごいよね」という声が続出。大谷らしいビッグアーチを待ち望むファンの思いがこぼれるようなシーンとなっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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