羽生善治九段VS千葉幸生七段 戦型は「横歩取り」に/将棋・棋王戦本戦T 将棋羽生善治 2022/06/30 12:05 拡大する 将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが6月30日に行われ、羽生善治九段(51)と千葉幸生七段(43)が対局中だ。振り駒の結果、先手番は千葉七段に決まり、戦型は「横歩取り」となった。【中継】第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント 羽生善治九段対千葉幸生七段 両者の過去の対戦は今年4月に行われた王位リーグの1戦。本局と同じ横歩取りの出だしから力戦型となり、最終盤で羽生九段が逆転勝利を飾った。本局も横歩取りの出だしから、千葉七段が勇気流に構えた。ABEMAの中継に出演した島朗九段(59)は、「羽生九段にとって、後手横歩取りは原点。小学生時代の羽生少年は、自他ともに認める横歩取り後手のスペシャリストだった。すべてを極めたのちに、原点に戻って少年時代の楽しい気持ちに返っているのでは」と解説した。 続きを読む