【MLB】オリオールズ9-5エンゼルス(7月10日・日本時間11日/ボルチモア)
 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合の5回、エンゼルスに集中力が切れたようなミスが続出。なかなか勝てない今季を象徴するようなプレーの連続でこの回も4失点し、ABEMAで解説を務めた野球解説者のAKI猪瀬氏も苦言を呈した。
【映像】ペゲロが突如投げるのを止めてボークに
 ハリソンの2ランで3回に2点を先制したエンゼルスだったが、ここ最近のエンゼルスはリードをしてもまったく安心できない。この日も4回に先発のスアレスが突如崩れ、3つの四死球と3本のヒットであっという間に4点を失い逆転されてしまった。さらに続く5回、守備の乱れの後2番手ペゲロがミスを連発する。1死からマンシーニにヒットを許すと、続くマウントキャッスルの打球をサードのビヤーが捕球できずエラーで一、二塁に。続くサンタンダーもヒットで続き、1点を失ってさらに二、三塁のピンチが続く。ここで続くラッチマンの初球、まずはキャッチャーのスタッシがパスボールし三塁ランナーの生還を許すと、4球目に今度はペゲロがワイルドピッチでさらに1失点。二、三塁にいた走者をパスボールとワイルドピッチで立て続けに生還させてしまうプレーに、AKI猪瀬氏は「まさかですよ。これでは勝つのは難しいですよね」と苦笑した。