コードネームは「そ」と「た」?将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ第1試合、チーム藤井とチーム渡辺の対戦が7月9日に放送された。藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は、ドラフト2位で同姓の藤井猛九段(51)を指名しており、ファン垂涎のW藤井共演が実現した。チーム控室の星取り表では、森内俊之九段(51)が大きな白丸とともに「藤井(そ)」「藤井(た)」と記入。かわいいひらがな表記に、視聴者からは「尊いーー」「藤井タソ~」「めっちゃいいチーム」といった声が多数寄せられていた。
第5回大会のドラフト会議放送時に、大反響を巻き起こした藤井竜王の藤井九段指名。「同姓で目が留まったので…」という指名理由もファンを大いに沸かせた。その両者がついにABEMAトーナメントの舞台で共演。第4局を終えてチーム3勝1敗とリードで後半戦に向かった。上り調子とあり、控室も和気あいあい。藤井九段が「森内さん、記入を…」と呼びかけると森内九段がそそくさと立ち上がり、ホワイトボードの星取り表に大きな白丸を描いた。さらに藤井九段は「“藤井”の後ろに名前の頭文字だけお願いします」と指示。森内九段は小さく美しい文字で藤井“そうた”竜王の「(そ)」と藤井“たけし”九段の「(た)」を記した。
第11~13期竜王の藤井九段の指示で第16・26期竜王の森内九段が書記を務め、現・竜王の藤井五冠がそれを見守る豪華な画面。このおちゃめすぎるやり取りに、ファンからは「神々の遊びなの?」「目がぁ~!」「尊すぎやろ」「何してんのw」「藤井タソ~」「永世名人が書記してる」「贅沢な絵だ…」「書記が豪華」「(そ)応援」「た、頑張れー」と歓喜の声が多数寄せられていた。
◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






