ほとんど負けから大逆転！土俵際“片足つま先立ち”の絶体絶命ひっくり返す名勝負に館内興奮「なんてこった」「凄い足腰」

＜大相撲七月場所＞◇三日目◇12日◇愛知・ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
　土俵際で窮地に陥った前頭九枚目・琴恵光（佐渡ヶ嶽）が、前頭十枚目・明生（立浪）に逆転の上手投げで勝利。白熱した一番に、ファンも「なんてこった」「凄い足腰」と盛り上がった。
【映像】土俵際の片足つま先立ちで耐える琴恵光
　立ち合い正面からぶつかり、すぐに左四つの体勢で組み合った両者。右の上手を引いて前に出る明生が一気に攻め、琴恵光は土俵際ギリギリまで寄られて片足でつま先立ちする状態に。だがここから驚異的な粘りをみせた琴恵光が形勢逆転、最後は起死回生の上手投げを決めて2勝目となる勝ち星を挙げた。惜しくも敗れた明生は2敗目を喫した。