男子ゴルフの今季メジャー最終戦、第150回全英オープンが7月14日にセントアンドリュース(スコットランド)で開幕する。2021年のマスターズ覇者でメジャー2勝目を狙う松山英樹は、13日に練習ラウンドで最終調整を行った。第1ラウンドは、日本時間14日午後6時20分からスタートする。
3年ぶり8回目の全英オープンの舞台。練習ラウンドでは、同じ東北福祉大出身の後輩でもある金谷拓実と比嘉一貴、さらに桂川有人と4人でインコース9ホールをラウンドした。7年ぶりのゴルフの“聖地”の感触を、「地面が硬いです」と話した。
前週はスコットランドオープンに出場。予選落ちを喫したが、海岸沿いのリンクスコース特有の強風は直前に体感済み。「(クラブやスイングは)変えてないです。先週、強い風の中でやってきたので対処できるかなと思っています」とリラックスした表情を見せた。
全英オープンでは過去7回の出場で、セントアンドリュースで行われた2015年大会の第2ラウンドでは8バーディ、2ボギーの66をマークした好相性のコースもある。「最終日の18番に良い、面白い位置で上がれるように頑張ります」と笑顔を見せた。
第1ラウンドは、ウィル・ザラトリス、トニー・フィナウ(ともに米国)と日本時間14日午後6時20分からスタートする。