男子ゴルフの今季メジャー最終戦、第150回全英オープンは7月15日、スコットランド・セントアンドリュース(7313ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、35位から出た松山英樹は3バーディー、3ボギーと伸ばせず、通算1アンダーで首位と12打差の55位で決勝ラウンドに進出した。
上位進出を狙った松山は、スタートホールでピン奥2メートル、3番では9メートルを沈めてバーディーと、快調な滑り出しとなった。2アンダーで折り返すも、後半で失速。13番(パー4)のティーショットがフェアウエーバンカーへ。3オン2パットのボギーと、スコアを落とした。16番ではギャラリースタンド越えのセカンドショットでファンを驚かせたが、パットを決めきれずにボギー。続く17番も短いパットを外して連続ボギーとなった。それでも18番は、パターでのアプローチを30センチに寄せてバーディーフィニッシュとした。
第2ラウンドを終えた松山は、「スタート3ホールで2つのバーディーを取れたので波に乗っていけるかなと思いましたが、なかなかショット、パターが上手く行かなかった。最後の方はマネジメントにもミスが出て、もったいない1日だった」と振り返った。通算1アンダーの55位からランクアップを目指す決勝ラウンド。「バーディーチャンスを作らないとパッティングにも集中できないので、良いスコアで回って、良いフィニッシュができるように頑張りたい」と話した。
日本勢トップはメジャー初参戦の桂川有人。通算5アンダーの18位で予選を通過した。
なお、金谷拓実は通算1オーバーの84位、アマチュアの中島啓太は通算3オーバーの107位、星野陸也は通算4オーバーの117位、比嘉一貴は通算5オーバーの125位、今平周吾は通算8オーバーの146位で予選落ちした。