7月12日に行われた埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、ロッテの投手・オスナの“タイミング外し”について、野球通として知られるお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右が言及した。
千葉ロッテが4-1と3点のリードで迎えた、8回裏・西武の攻撃。オスナは西武の4番・山川穂高に対し、カウント2-2の平行カウントから6球目を投じる際、左足を上げたところで二段モーション気味に一度動作を止め、そこからワンテンポ遅らせてボールをリリース。ボールを呼び込む際に上げた左足を一度下ろすなど完全にタイミングを狂わされた山川は、急いで仕切り直すも敢えなく空振り三振。苦笑いを浮かべながらバッターボックスを後にし、ベンチに帰ってからは両手を上げる“お手上げ”ポーズを披露した。
“山川攻略法”ともいうべきオスナのこのタイミング外しに、藤田は「僕は益田に教わったんじゃないのかなって。一応、投球動作中ということで“こういうのありだぞ”っていうのがあるのかもしれないですね」と、モーション中にふらつくような独特な“タメ”をつくるチームメイト・益田直也から伝授されたものではないかと推測。
また、そのような投法への対策について、「すり足(打法)のバッターだったら対応できると思うんですけど、山川選手みたいに足を上げるバッターは厳しいと思います」とした上で、「セット入ってからクイックとかいろいろ使って投げたりするように、投げ方自体の“チェンジアップ”というのもアリじゃないかなと思います」と、変則的な投球モーションが持つ可能性についてもコメントした。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)