将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)への挑戦者を決める竜王戦決勝トーナメントは7月19日、山崎隆之八段(41)と稲葉陽八段(33)が午前10時から対局を開始した。
山崎八段は、1998年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:10期)、順位戦B級1組(A級:1期)。2000年の新人王戦で棋戦初優勝。タイトル戦昇格前の第1期叡王戦優勝など、棋戦優勝は8回を数える。今年度はこれまでに4勝3敗。今期の竜王戦は4位決定戦から本戦入りを決めた。本局が本戦トーナメント初戦となる。
稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:6期)、順位戦A級(A級:6期)。2017年度に名人挑戦の経験があり、棋戦優勝は2回。今年度は7勝2敗と好調をキープしている。今期の竜王戦はランキング戦で敗退したが、5位決定戦を制し本戦入りを決めた。本戦トーナメントは、前局で若手ホープの伊藤匠五段(19)に勝利し、4回戦に進出した。
関西所属のトップ棋士の対戦で、対戦成績は互いに5勝5敗。本局を制しベスト4に駒を進めるのはどちらか。持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は稲葉八段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)