将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)にが挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負第3局は7月20日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で対局中だ。豊島九段の先手番で始まった本局は、第1局、第2局に続いて「角換わり」の出だしとなった。これまでの2局からは一転、じっくりとした序盤戦を進行している。
夏の始まりとともに幕開けした王位戦七番勝負は、互いに1勝1敗のイーブンで中盤戦の第3局に突入。星のゆくえはもちろん、19日には藤井王位が20歳の誕生日を迎えたばかりとあり、その表情にも大きな注目が集まっている。
本局の戦型は、第1局、第2局に続いて「角換わり」に。腰掛け銀に組み上げると、互いに5筋に右金を上がった。ABEMAの解説に出演した井出隼平五段(31)は、「藤井王位の活躍で将棋に興味持った方は初めて見る将棋と言う人もいるかもしれないが、昔は角換わり同型と言ったらこれだった。5年くらい前にはよく見た形だが、久々に見て新鮮味がある。藤井王位は『昔、先輩方がやっていた将棋』という世代では」と解説した。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 神戸牛肉ちらし
豊島将之九段 そば膳(卵とじ)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲豊島将之九段 6時間35分(消費1時間25分)
△藤井聡太王位 6時間15分(消費1時間45分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)